核医学装置(核医学検査)
核医学検査
2020年8月に機器を更新しました。
RI検査、SPECT(スペクト)、シンチなどと呼ばれている検査です。
放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を含む放射性医薬品を注射やカプセルを飲んで体内に入れると、目的の臓器や組織に取り込まれます。この放射性同位元素から放出される微量のガンマー線をガンマカメラ装置で撮影し、これらのデータをコンピューターで処理してCT、MRI検査などで得られない形態や機能を調べる検査です。
放射性医薬品の特徴
放射性同位元素で標識された放射性医薬品を使用します。また、検査目的により放射性医薬品が異なります。
検査に使用される放射性同位元素の量は微量で、半減期が短いものが使用されます。
また、すみやかに体外へ排出されるので心配する必要はありません。
検査部位
脳 ┃ 甲状腺 ┃ 心臓 ┃ 肝臓 ┃ 腎臓 ┃ 全身骨などあります。
検査方法
検査は、注射直後から始まる検査、2~3時間後から始まる検査、1日に2回する検査、また、2日後にする検査、食事制限を行い1週間後に始まる検査などがあります。検査体位は、仰臥位に寝て検査します。
また、検査時間は30分から1時間 かかります。
注意事項
検査によっては食事の制限があります。また、下剤を使用してお腹の中を空にしていただくこともあります。
妊娠中の方または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、検査が出来ません。