開放型病床の共同利用について
開放型病院共同診療について
当院は、平成16年10月に「開放型病院」として認可を受け、開放型病床として5床を運用しております。
1.開放型病院について
開放型病院とは、地域のかかりつけの先生方が高度な医療や急性期医療等を必要とする患者さんを、唐津赤十字病院の開放型病床に入院させ、病診連携の一環として、唐津赤十字病院の主治医と共同で診療・指導等を行っていただく(開放型病院共同診療)制度です。
入院から退院まで一貫した診療を行うことで、患者さんは、これまで以上に継続的かつ合理的な医療を受けることが可能となります。利用にあたっては、「唐津赤十字病院共同診療病床の登録医」になるための手続きが必要となりますので、患者総合支援センター(直通:0955-74-9129)までご連絡ください。
2.開放型病床(5床)
6階東病棟 4人室(603号室、616号室)2床
5階西病棟 4人室(560号室、568号室)2床、個室(558号室)1床
3.登録医になるための手続き
- 下記の「登録医申請書」に必要事項を記入の上、唐津東松浦医師会の医師会長へご提出ください。(医師会長へ推薦書を依頼する)
尚、唐津市の離島に配属される勤務医については、唐津赤十字病院長へ申請書を提出ください。 - 医師会長の推薦書を添えて、当院の患者総合支援センターへ申請をしてください。
- 唐津赤十字病院共同診療病床の登録医としての登録が完了いたしましたら、病院長より登録証を発行いたします。
- 登録医の登録期間は5年とし、病院および登録医双方に異存のない場合は、自動的に更新させていただきます。
※登録医申請書はこちら
※登録に関してご不明な点は、患者総合支援センターへご相談ください。
4.患者さんにとってのメリット
この制度では、病状の安定した患者さんは、かかりつけの先生が担当し、専門的な検査等を必要とする診療を唐津赤十字病院の主治医が担当します。このような共同診療を行うことで、患者さんが退院された後も、かかりつけの先生が病状を把握しやすくなるため、唐津赤十字病院から戻られた後でも一貫性のある診療を受けていただくことができます。
5.共同診療にかかる患者さんの負担について
開放型病院共同診療は、診療報酬算定上の診療行為ですので、当院とかかりつけの先生方の双方で医療費が必要になります。そのため、共同診療を行う前に、患者さんの同意をいただいております。共同診療の趣旨へご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【共同診療にかかる患者さんのご負担額】
自己負担額 |
診療所 |
唐津赤十字病院 |
---|---|---|
1割負担 |
350円 |
220円 |
2割負担 |
700円 |
440円 |
3割負担 |
1050円 |
660円 |
6.患者さんへの開放型病院の説明
下記の「開放型病床ご利用の患者さんへ」の説明と同意書を用いて同意を得てください。
※「開放型病床ご利用の患者さんへ」の説明と同意書はこちらをご覧ください。
7.開放病床利用について
登録医であるかかりつけの先生から、患者さんに診療情報提供書を交付し、同意書を作成していただき、患者総合支援センターへご提示ください。患者さんを各診療科に案内し受診していただきます。唐津赤十字病院の外来医師は、患者さんを診察した後に入院の必要性があれば、入院予約を行います。
休日や時間外の緊急入院時は、当日は救急患者として取り扱い、翌日からは開放型病院患者とします。(本人が利用に同意した場合)
8.共同診療の流れ
登録医は唐津赤十字病院の主治医と共同診療を行っていただきます。
登録医が来院されて、患者さんを診察し、帰るまでの流れは以下の通りです。
共同診療時間は 9:00~20:00までとなります。
登録医 |
|
---|---|
患者総合支援センター |
|
病棟ナースステーション |
|
病室 |
|
病棟ナースステーション |
|
患者総合支援センター |
|
9.退院(転院)
ご利用に関するお問い合わせ
唐津赤十字病院 患者総合支援センター電話:0955-74-9129(直通)