形成外科
形成外科診療について
平成29(2017)年7月より常勤医が在籍することになりました。
外来診察日は診療担当表をご参照ください。
形成外科は身体表層の外科であり、先天性あるいは後天性の変形や異常、醜状変形を診療の対象とします。これらを外科的に修復、再建し、機能面はもとより形態面さらに社会生活の質(QOL; Quality of life)の向上を目的としています。
対象とする疾患の一部を列記します。
先天奇形
唇顎口蓋裂、小耳症、埋没耳、立ち耳、巨口症、小顎症、耳前瘻孔、副耳、漏斗胸、鳩胸、多指症、合指症、臍ヘルニアなど
皮膚・体表の腫瘍やあざ
脂腺母斑、血管腫(赤あざ)、血管奇形、色素性母斑(黒あざ)、扁平母斑(茶あざ)、粉瘤、脂肪腫など
急性外傷
熱傷、すり傷、切り傷、指の切断、顔面骨の骨折など
腫瘍切除後・外傷後などの変形・醜状
乳癌術後の乳房欠損、顔面神経麻痺、手術の傷あとやそれによる引きつれ、ケロイド、斜鼻など
慢性創傷
褥瘡(床ずれ)、なかなか治らない傷、 感染を繰り返す傷など
抗加齢医療(・美容外科)
眼瞼下垂、(しみ、しわ)など
それぞれの疾患の詳細までは記しませんが、特別な検査等せずとも、単に体表から見て「おかしい」「正常ではない」「左右が対称ではない」とわかるような疾患がほとんどです。部位についても、頭の先から足の先まで広く扱います。
癌で切除された乳房を取り戻したい、生まれつき耳がない、といった大きな悩みから、足の裏のほくろが気になる、転倒して頬をすりむいた、といった比較的小さな悩みまで、体表面に関することであれば広く御相談に乗ります。 なお、しみ・しわ・二重・豊胸といった美容外科も広い意味で形成外科の一部ではありますが、当院ではこれは扱いません。
医師紹介
氏名 | 資格・所属学会等 | 専門分野 | 出身校 |
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形成外科医師 山口 崇之 |
日本形成外科学会 専門医 日本創傷外科学会 日本美容外科学会 日本頭蓋顎顔面外科学会 臨床研修指導医 乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師 |
形成外科一般 再建外科 小児形成 外眼部形成 |
久留米大学 |
形成外科医師 谷 ありさ |
日本形成外科学会 |
形成外科 |
宮崎大学 |
診療担当
形成外科
月 | 火 |
水 (予約再診のみ) |
木 | 金 | ||
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午前 | 診察室8 | - | - |
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診察室10 | - | - |
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診察室11 | - | - |
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診察室20 | 山口 崇之 | 山口 崇之 |
山口 崇之 (再診のみ) |
山口 崇之 | 谷 ありさ | |
午後 | - | - | (手術日) | - | - |
診療実績
形成外科
令和2年度形成外科診療実績
総手術件数 | 251件 |
外来手術 | 142例 |
入院手術 | 109例 |