日本赤十字社 唐津赤十字病院

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リハビリテーション技術課

リハビリテーション技術課について

 唐津赤十字病院リハビリテーション技術課は、平成19年度にそれまでのリハビリテーション科からの標榜を変更し現在の名称に至っています。言語聴覚療法と作業療法部門が開設されたことに伴い、スタッフも増員され、より一層、急性期から総合的なアプローチが可能となりました。

 当院では、脳卒中等に代表される脳血管疾患、骨関節疾患を中心とした運動器疾患、COPD(閉塞性肺疾患)や肺炎等を中心とした呼吸器疾患、虚血性心疾患等の循環器疾患、外科手術後に生じた廃用症候群等、幅広く多様な疾患を対象とし、また、平成23年度よりがんのリハビリテーションも導入し、早期から介入を実施しております。

リハビリテーションの様子

リハビリテーション技術課の基本方針(平成28年8月)

1.全診療科に対応した急性期リハビリテーション医療を提供します。

2.スタッフ間での連携を強化し、確実・安全にリハビリテーションを実施します。

3.転院や外来への移行が行えるように、他院との連携を密接に行います。

4.がん医療にも積極的に関わりを持ち、QOL(生活の質)の向上に貢献します。

5.心のふれあいを大切にし、信頼される医療を目指します。

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 心臓リハビリテーション(Ⅰ)
  • がんリハビリテーション

課としての取り組み

各種疾患別リハビリテーションへの取り組み

(1) 運動器リハビリテーション

運動器リハビリテーションに該当する疾患として、当 院では主に各種骨折、変形性関節症やリウマチ等の関 節疾患、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症等の 脊椎疾患があります。 手術を行わない保存的療法を選 択する患者様もいますが、当院の場合、多くの患者様 が手術を行う観血的療法を目的として入院されていま す。対象となる患者様の多くは術前より介入し、術後 は当院規定のクリティカルパスに従い翌日から介入し ています。
また早期より地域連携病院との連絡を密に行い、円滑 にリハビリテーションの継続ができるように努めてお ります。

(2) 脳血管疾患等リハビリテーション

脳血管疾患リハビリテーションに該当する疾患として、当院では脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等の脳血管障害の他、頭部外傷、硬膜下血腫、脳腫瘍等の疾患があります。状態に応じて早期より介入し、他部門との連携を図りながら、早期離床や病棟内活動の拡大に努めております。転院時は患者様が安心してリハビリテーションを継続できるように、脳卒中地域連携パス等を用い、円滑な地域の病院との連携を目指しております。

(3) 呼吸器リハビリテーション

呼吸器リハビリテーションに該当する疾患として、当院では閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、気管支炎、気管支喘息等の他に、各種呼吸不全による人工呼吸器管理状態の患者様も対象とします。排痰訓練、呼吸法の指導等の他、呼吸苦による日常生活動作能力の低下を防ぐため、動作指導等も行っております。

(4) 心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションに該当する疾患として、急性心不全、慢性心不全、心筋梗塞などの虚血性心疾患があります。退院後の日常生活を安全、快適に送っていただくため、また再発を防ぐためにも、早期からリハビリを実施します。医師、看護師、理学療法士の指導のもとに、運動療法(下肢の筋力訓練や自転車エルゴメーター)を中心とした治療を行っております。

(5) がん疾患リハビリテーション

患者様の回復力を高め、残っている能力を維持・向上させ、今までと変わらない生活を取り戻すことを支援することによって、生活の質(QOL)を大切にする考え方に基づいて行います。がんと診断されたときから、障害の予防や緩和、あるいは能力の回復や維持を目的にあらゆる状況に応じて対応しています。

(6) 摂食嚥下、言語聴覚に対するリハビリテーション

摂食嚥下、言語聴覚に対するリハビリテーション言語聴覚士、摂食嚥下認定看護師を中心に嚥下障害 のある患者さんに対するアプローチを行っています。 様々な疾患に伴い、嚥下機能の低下をきたしている 患者さんに、早期より安全に、かつ出来る限り長く 食べられることを目標に取り組んでいます。今後も 理学療法士や作業療法士によるポジショニングや、 栄養士と摂食形態・内容の考慮など他職種の手も借り ながら患者さんの摂食・嚥下に関わっていけたらと 思います。
また、脳血管障害に伴う失語症や構音障害、音声障害などことばの障害に対しても早期からリハビリを実施し、言葉や声の出にくさ、話しづらさの軽減に努めています。患者さんのコミュニケーションが少しでもスムーズにできるように支援しています。

業務内容紹介

  • 臨床・見学実習受け入れ養成校一覧

   帝京大学・西日本リハビリテーション学院・大分リハビリテーション専門学校
   柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院

スタッフ

スタッフ構成(令和2年4月1日現在)


理学療法士 9名  | マッサージ師 1名
 理学療法士・マッサージ師
作業療法士 3名
作業療法士
言語聴覚士 3
言語聴覚士

スタッフからの言葉

平成26年度入社 理学療法士


当院では、急性期病院特有である発症・手術直後の患者様と関わることができ、リスク管理や状態の変化等、多くの経験ができます。また、リハビリテーション対象の疾患として、運動器・脳血管・呼吸器・循環器等様々な疾患があるため、経験とともに自分自身の成長もできる環境だと感じます。

平成26年度入社 理学療法士


既卒者として入社し、急性期の現場は初めてでわからないことが多いですが、上司や先輩方々が丁寧にご指導してくださり、少しずつ現場に馴染むことができています。また、当院ではクラブ活動も盛んで、他部署のスタッフとの交流も図ることができ、業務上でも連携をとりやすい環境ではないかと思います。



平成26年度入社 作業療法士


作業療法部門は平成25年度に開設した部門で、現在、担当している患者様は脳血管疾患や上肢の整形疾患の方を中心にリハビリを行っています。知識や技術も未熟で急性期における作業療法についてわからないことも多いですが、先輩方にアドバイスを頂きながら日々変化していく患者様の状態に合わせたリハビリを提供していきたいと思っています。


平成26年度入社 作業療法士


私は新卒で入社し、初めての臨床で、また急性期の作業療法について戸惑うことが多々ありますが、同期と話したり先輩方から教えて頂いたりしながら解決しています。リハビリテーション技術課は、みんなon/offがしっかりしており、楽しくとても働きやすい環境だと思います。