年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	574	150	141	241	278	453	1136	1554	1184	300

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	99	3.23	2.66	0.00	63.05
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	77	9.73	9.53	6.49	74.43
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	68	11.76	9.42	1.47	72.21
130030xx99x5xx	非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２５あり	55	18.00	20.27	7.27	76.27
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２１あり	40	14.73	14.60	2.50	65.00

内科の診療体制は、消化器内科、血液内科、呼吸器内科、腫瘍内科、糖尿病内科、神経内科から構成されています。循環器内科、腎臓内科は独立しており、別統計となっています。
内科の令和２年度の退院患者数は1923件と院内で最も多く、全体の約３割を占めています。疾病別では、大腸ポリープ：内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術の実施症例、悪性リンパ腫、胆管疾患（胆石、胆管炎、胆道腫瘍等）、肺の悪性腫瘍、糖尿病のインスリン使用症例など、当院が担う専門的治療を必要とする疾患群が上位を占めています。消化器内科では内視鏡治療対象疾患、呼吸器内科・血液内科では化学療法・分子標的薬などの専門的薬物療法を必要とする疾患群が上位となっており、糖尿病の増加に伴い、インスリン使用糖尿病患者さんの治療目的入院が増加しておりました。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１なし	53	9.49	10.30	1.89	66.15
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	50	10.80	10.83	0.00	68.42
090010xx99x4xx	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２４あり	46	2.28	4.15	0.00	59.63
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	43	6.56	4.86	0.00	69.88
060335xx02000x	胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	35	6.86	7.23	0.00	63.51

外科疾患の中で特にがん治療と救急医療を中心に診療を展開しています。「地域がん診療連携拠点病院」に指定されてからは、当科がその中心的役割を担い、手術療法を中心に化学療法・緩和治療まで幅広くがんに関わる診療を行っています。「各種癌治療のガイドライン」に沿った質の高い診療を日常的に提供することを心掛け、救急医療では24時間体制で緊急手術に対応できるようにしています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	93	28.74	25.09	69.89	82.78
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり　定義副傷病なし	36	6.47	5.18	2.78	49.97
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	30	32.93	23.36	16.67	76.93
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし	21	17.19	18.81	71.43	81.48
160610xx01xxxx	四肢筋腱損傷　靱帯断裂形成手術等	17	33.41	17.59	29.41	66.71

大腿骨近位部骨折、変形性膝関節症、脊椎椎体骨折など、高齢者の患者さんを多く診療しています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。）　定義副傷病なし	40	5.93	10.76	0.00	2.53
040100xxxxx00x	喘息　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	40	6.48	6.46	0.00	3.85
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病なし	39	6.13	6.47	0.00	1.28
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２なし	30	7.20	6.13	16.67	0.00
080270xxxx0xxx	食物アレルギー　手術・処置等１なし	29	1.21	2.44	0.00	4.10

小児医療における地域中核病院として、common diseaseに対して適切な治療を行うように努めています。また、在胎35週以降の早産児も地域で出生した児についてはできるだけ対応するように努めています。救急疾患としてアナフィラキシー、腸重積、異物誤嚥等についても初期対応を行い、トリアージの上、当院での治療もしくは高次医療施設への搬送を行っています。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx9900xx	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	84	16.54	17.23	23.81	83.17
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし	80	3.48	3.07	6.25	68.73
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１,２あり　手術・処置等２なし	71	4.35	4.44	0.00	69.58
050050xx9920xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１２あり　手術・処置等２なし	52	3.38	3.26	0.00	70.08
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１なし、１あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	34	13.53	12.09	0.00	68.68

循環器内科では、急性心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、大動脈疾患などの心臓や血管の病気の診療を行っています。入院患者さんでは、狭心症、心筋梗塞といった虚血性心臓病、心不全、除脈性不整脈の患者が多く占めています。これらの患者のうち、安定狭心症以外の方は急性発症のことが多く、夜間・休日の発症も少なくありません。そのため循環器内科では、オンコールで緊急の処置が必要な方の対応ができるように体制を整えています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２２あり　定義副傷病なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	50	19.82	15.54	22.00	75.02
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	26	13.38	9.68	11.54	79.42
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	21	14.76	8.18	23.81	51.90
010040x199x0xx	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上）　手術なし　手術・処置等２なし	17	28.18	22.35	64.71	76.88
010061xxxxx0xx	一過性脳虚血発作　手術・処置等２なし	15	6.47	6.36	13.33	68.33

脳神経外科では、脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍、てんかん、頭痛などの疾患を対象とした診療を行っています。当科の性格上、脳卒中や頭部外傷といった救急の患者さんが大半を占めており、その重症度も高い傾向にあります。特に虚血性脳卒中につきましては、超急性期に適切な治療を行うことで予後の改善が期待できますので、院内体制を整備するとともに救急隊とのホットラインを設け、血栓溶解療法や血管内治療等をはじめ脳卒中に対する超急性期治療を時機を失せず施行可能な体制をとっております。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	213	3.00	2.76	0.00	78.32
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼	29	4.41	4.95	0.00	79.00
020110xx99xxxx	白内障、水晶体の疾患　手術なし	-	-	2.56	-	-
020220xx97xxx0	緑内障　その他の手術あり　片眼	-	-	5.79	-	-
020220xx99xxxx	緑内障　手術なし	-	-	3.65	-	-

主に白内障手術を行っており、入院と日帰り手術のどちらも行っています。局所麻酔で行うことが基本ですが、状況によっては全身麻酔での手術も行っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等	31	8.84	9.45	32.03
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２なし	22	3.00	3.11	37.82
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等	19	9.63	9.57	46.32
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	15	6.60	6.16	34.87
120140xxxxxxxx	流産	13	2.08	2.42	29.46

産婦人科は、産科領域においてはハイリスク妊娠/分娩を地域内で分担しており、帝王切開術と合併症のある流産処置の実施件数が多く、婦人科領域においては良性疾患の手術を主に実施しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり	26	4.00	2.54	0.00	72.08
11012xxx020x0x	上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	21	9.00	5.67	4.76	67.14
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２なし	16	10.44	7.13	0.00	75.38
11001xxx01x0xx	腎腫瘍　腎（尿管）悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	-	-	11.03	-	-
11012xxx03xxxx	上部尿路疾患　経皮的尿路結石除去術（経皮的腎瘻造設術を含む。）	-	-	11.27	-	-

泌尿器科では、前立腺がん疑いに対して検査（前立腺生検）を行う症例が上位となっています。そのほかにも尿管・腎結石や膀胱（良性・悪性）腫瘍、腎の悪性腫瘍等の尿路系疾患の診療を行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１なし	20	3.55	4.06	0.00	69.10
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２なし	14	12.29	7.71	0.00	85.71
080010xxxx0xxx	膿皮症　手術・処置等１なし	13	11.77	12.87	7.69	67.31
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	13	8.31	9.12	0.00	68.08
100100xx97x1xx	糖尿病足病変　手術あり　手術・処置等２あり	-	-	44.59	-	-

新型コロナウイルス感染症のため手術枠や入院患者数の制限がありますが、皮膚科では皮膚腫瘍の手術を積極的に行っております。当院で可能な範囲で皮膚切開、デブリードマン、植皮術も対応しており、帯状疱疹や蜂窩織炎など皮膚科一般の診療も行っております。

救急医学科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	19	2.21	3.81	15.79	58.47
161020xxxxx00x	体温異常　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	6.10	-	-
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	9.68	-	-
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	-	-	13.00	-	-
050210xx9901xx	徐脈性不整脈　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	-	-	7.45	-	-

救急医学科では、重症の急性期疾患、外傷の全般の初期治療にあたり、専門的な治療を行っています。また、ドクターヘリにも対応しています。心肺停止の救急搬送や重症外傷など、多くの患者さんの治療を行っています。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	10	10.80	8.15	0.00	68.60
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２１あり	-	-	33.50	-	-
110280xx9901xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	-	-	14.01	-	-
110280xx991xxx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１あり	-	-	7.62	-	-
110280xx9900xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	-	-	11.04	-	-

当院は、当地区における腎不全患者に対応できる総合病院であり、重症な患者を積極的に受け入れています。特に末期腎不全の場合は、腎不全評価や緊急透析、シャント造設、リハビリを行う場合は在院日数は長くはなりますが、かかりつけ医と連携し在宅復帰を目指して治療を行っています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	12	5.17	5.28	0.00	38.83
020230xx97x0xx	眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２なし	-	-	3.07	-	-
100100xx97x1xx	糖尿病足病変　手術あり　手術・処置等２あり	-	-	44.59	-	-
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	9.68	-	-
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１なし	-	-	4.76	-	-

形成外科は、先天的あるいは後天的な身体外表の変形に対して機能的改善を重視して治療を行っています。眼科・皮膚科・外科・外傷等、幅広く診療を行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	42	-	13	45	-	33	1	8
大腸癌	21	27	68	42	11	53	1	8
乳癌	39	66	20	10		16	1	8
肺癌	47	29	38	104	13	61	1	8,7
肝癌	-	-	-	10	-	28	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	10	7.10	58.40
中等症	36	13.83	*77.97
重症	14	14.00	*79.86
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	163	23.45	*75.96	29.78
その他	15	16.07	*75.40	1.69

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	66	1.17	5.00	0.00	64.79
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	39	2.26	3.67	2.56	68.28
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））等	33	1.00	7.24	0.00	68.00
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	33	2.24	10.85	0.00	71.88
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）等	27	1.00	10.70	0.00	70.78

外科では、悪性腫瘍から救急疾患まで幅広い手術に対応しています。患者さんへの負担が少ない鏡視下手術を積極的に取り入れ、適応疾患を広げています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）等	63	2.17	24.38	57.14	77.89
K0821	人工関節置換術（膝）等	51	2.75	27.92	11.76	74.33
K0811	人工骨頭挿入術（股）等	30	2.50	25.77	86.67	84.90
K0462	骨折観血的手術（前腕）等	30	1.47	17.90	10.00	56.67
K0483	骨内異物（挿入物）除去術（下腿）等	30	0.87	4.43	0.00	61.73

外傷関連の手術を多く行っています。

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）等	83	0.48	2.64	0.00	64.66
K6871	内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの等	52	0.50	13.25	13.46	75.27
K654	内視鏡的消化管止血術	38	0.50	8.95	21.05	75.03
K688	内視鏡的胆道ステント留置術等	31	0.29	10.90	0.00	75.06
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル以上等	30	0.07	2.23	0.00	61.43

内科の手術症例は、大腸腺腫やポリープに対する内視鏡的粘膜切除術（ＥＭＲ）が一番多く、早期胃・大腸がんに対する内視鏡的治療も行っています。多くはクリニカルパスに則り治療を行います。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）等	238	1.06	1.20	0.42	78.30
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-
K2822	水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合）	-	-	-	-	-
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入・縫着をレンズ挿入）	-	-	-	-	-
K224	翼状片手術（弁の移植を要する）	-	-	-	-	-

以前行っていた緑内障手術、硝子体手術は現在行っておらず、必要があれば大学病院等へご紹介しています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）等	29	1.03	6.93	31.38
K867	子宮頸部（腟部）切除術	21	1.00	1.00	37.62
K877	子宮全摘術	19	1.37	8.32	49.58
K8981	帝王切開術（緊急帝王切開）	16	0.38	7.88	32.88
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両）（腹腔鏡）	16	1.00	4.63	35.00

産婦人科の手術件数としては、産科領域では他院からの紹介症例を含め、選択的及び緊急の帝王切開の件数が多く、子宮頸部の異形成から上皮内癌までを適応とする子宮頸部円錐切除術及び良性腫瘍に対する子宮全摘術や附属器腫瘍摘出術が多くを占めます。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）等	53	1.96	3.19	1.89	69.58
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）等	25	0.04	14.12	4.00	68.48
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）等	21	2.33	9.57	14.29	77.48
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	13	0.85	2.15	0.00	69.15
K596	体外ペースメーキング術等	12	1.83	15.58	16.67	83.42

循環器内科が行う観血的処置（手術）には、経皮的カテーテルインターベンションとペースメーカー植え込み術があります。前者は狭心症、心筋梗塞といった虚血性心臓病に行う治療で、多くの場合はステントを冠動脈内に留置します。後者には皮下に植え込むペースメーカー移植術と一時的に留置する体外ペースメーキング術があり、急性心筋梗塞に対するインターベンションと一時ペースメーキングは緊急で行うことがほとんどで、循環器内科ではオンコール体制で夜間、休日もその対応にあたっています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）等	24	2.71	5.33	4.17	69.38
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術・電解質溶液利用）等	19	3.68	7.11	10.53	77.58
K775	経皮的腎（腎盂）瘻造設術	11	1.36	21.55	9.09	68.45
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	11	4.18	10.27	9.09	80.73
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	11	0.09	9.27	9.09	67.64

泌尿器科の手術は、令和２年度は尿管結石症に対する経尿道的尿路結石除去術、膀胱がんに対する膀胱悪性腫瘍手術が多くなっています。
ほかにも尿管ステント留置術や腎瘻造設術、2018年度からは腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍切除術も行っています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K178-4	経皮的脳血栓回収術	22	0.14	31.59	63.64	77.41
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等	21	0.95	11.71	14.29	84.24
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	-	-	-	-	-
K1781	脳血管内手術（１箇所）等	-	-	-	-	-
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	-	-	-	-	-

従来の開頭手術と比較して低侵襲な血管内治療や内視鏡手術に力を入れて取り組んでいます。また、脳梗塞に対する血管内治療（機械的血栓回収）が増加しています。開頭と血管内の「二刀流」で、より安全で確実な治療を提供するよう心掛けています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）等	14	2.21	8.71	0.00	84.43
K0052	皮膚腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ～４ｃｍ）等	10	1.00	1.00	0.00	67.60
K0061	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満）等	-	-	-	-	-
K0021	デブリードマン（１００ｃｍ２未満）等	-	-	-	-	-
K0051	皮膚腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）等	-	-	-	-	-

皮膚科では、皮膚・皮下腫瘍摘出術、皮膚悪性腫瘍切除術、皮膚切開術、デブリードマン、植皮術など幅広く手術を行っており、形成外科と連携して局所皮弁術を行うこともあります。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの等	13	5.46	13.92	15.38	66.08
K6147	血管移植術、バイパス移植術　その他の動脈等	-	-	-	-	-
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	-	-	-	-	-
K654	内視鏡的消化管止血術	-	-	-	-	-
K610-3	内シャント設置術	-	-	-	-	-

腎臓内科の主な手術症例は、透析のための内シャント造設術と人工血管移植術、腹膜透析のカテーテル挿入術です。経皮的シャント拡張術はほとんどの場合、外来治療となります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	15	0.25
180010	敗血症	同一	11	0.18
180010	敗血症	異なる	11	0.18
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	10	0.17
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和２年度 唐津赤十字病院 病院指標

令和２年度唐津赤十字病院病院指標